SVMピア関係は、クラスタ管理者が、1つのクラスタ内またはピア クラスタ内(クラスタ間)にあるSVM間にSnapMiror関係などのピアリング アプリケーションを設定できる認証インフラです。 SVMピア関係を設定できるのはクラスタ管理者だけです。
次の図は、クラスタ間およびクラスタ内のSVMのピア関係を示しています。
SVMピア インフラを利用することで、SVM間にバックアップとリカバリのメカニズムを設定できます。ピアSVM間には、ボリューム レベルでミラー関係を設定できます。SVMのボリュームが使用できなくなった場合には、クラスタ管理者またはSVM管理者は、代わりにデータを提供するようにピアSVMの対応するミラー ボリュームを設定できます。
1つのSVMには、1つのクラスタ内、または複数のクラスタにまたがる複数のSVMとのピア関係を設定できます。
SVMピア インフラを使用して設定できるのは、SnapMirrorデータ保護(DP)関係およびSnapVault(XDP)関係のみです。