Snapshotコピーを必要なときに確実に使用できるように、保持できるSnapshotコピーの最大数を把握しておく必要があります。
Snapshotコピーは、毎月、毎週、毎時、自動的に生成されるため、時間の経過とともに増えていきます。 使用可能なSnapshotコピーが多数あると、ファイルをリストアする必要がある場合に、精度が高くなります。
古いSnapshotコピーを削除しないと、Snapshotコピー数が最大数に近づくことがあります。 Snapshotコピー数が最大数に近づいたときにボリュームのSnapshotコピーをより古いものから自動的に削除するように、Data ONTAPを設定できます。
次のデータ保護ミラー コピーは、ボリュームで使用できるSnapshotコピーの最大数に影響します。
ネームスペース ミラー コンスティチュエントごとに、2個のSnapshotコピーが使用されます。 デフォルトでは、1つの読み取り / 書き込みInfinite Volumeに、1つのネームスペース ミラー コンスティチュエントが含まれています。 Infinite VolumeでSnapDiffを有効にすると、追加のネームスペース ミラーごとに、2個のSnapshotコピーが使用されます。
また、診断権限を必要とするコマンドをテクニカル サポートが実行する際、Infinite Volumeでは最大4個のSnapshotコピーが使用されます。 テクニカル サポートがコマンドを確実に実行できるように、Snapshotコピーは、上限まで十分余裕のある数に保つ必要があります。