Snapshotコピーによるディスク スペースの使用方法

Snapshotコピーを使用すると、ファイル全体でなく個々のブロックが保持されるため、ディスク消費量が最小限に抑えられます。 Snapshotコピー用に追加スペースが使用されるのは、アクティブ ファイルシステム内のファイルが変更または削除された場合だけです。 この場合、元のファイル ブロックは1つ以上のSnapshotコピーに含まれる形で保持されます。

アクティブ ファイルシステムでは、ファイルを構成するブロックが変更されると、そのブロックがディスク上の別の場所に再書き込みされます。もしくはファイルが削除されると、アクティブ ファイルを構成するブロック全体が削除されます。 したがって、変更前のアクティブ ファイルシステムのステータスを反映するために、変更後のアクティブ ファイルシステム内のブロックで使用されるディスク スペースだけでなく、変更前のブロックで使用されるディスク スペースもリザーブされます。

次の図に、Snapshotコピーのディスク スペースの使用方法を示します。
myfile.txtの削除前後におけるSnapshotコピーによるディスク スペースの使用方法