SnapVaultバックアップからのリストア処理の仕組み

SnapVaultバックアップからのリストア処理は、一時的なリストア関係とセカンダリ ボリュームで実行される一連の処理からなります。

リストア処理では、次の処理が実行されます。

  1. リストア元 (元のSnapVault関係のセカンダリ ボリューム)からリストア先への新しい一時的な関係が 作成されます。

    一時的な関係の種類はリストア(RST)です。 リストア処理の実行中は、snapmirror showコマンドの出力に種類がRSTと表示されます。

    リストア先は、元のSnapVaultプライマリにすることも、新しいSnapVaultセカンダリにすることもできます。

  2. リストア処理の間、リストア先のボリュームは読み取り専用に変更されます。
  3. リストア処理が完了すると、一時的な関係が削除され、リストア先のボリュームが読み書き可能に変更されます。