アグリゲートからミラー アグリゲートへの変換

既存のアグリゲートをミラー アグリゲートに変換してアグリゲートのデータを保護できます。アグリゲートをミラー アグリゲートに変換するには、そのアグリゲートにプレックスを追加します。

始める前に

変換するアグリゲートのプレックスは1つだけである必要があります。プレックスを追加してミラー アグリゲートを作成しますが、ミラー アグリゲートに割り当てることができるプレックスは2つまでです。

このタスクについて

アグリゲートをミラー アグリゲートに変換する方法は2つあります。

ステップ

  1. アグリゲートにプレックスを追加します。
    追加方法 操作
    手動
    1. storage disk showコマンドを使用して、選択可能なディスクのリストを表示します。
    2. リストから正しい数とサイズのディスクまたはアレイLUNを選択します。

      ディスクまたはアレイLUNは、すでにアグリゲートで使用されているプールとは別のプールから選択する必要があります。

    3. -mirror-disklistパラメータを指定したstorage aggregate mirrorコマンドを使用します。

    プレックスがアグリゲートに追加され、ミラー アグリゲートになります。

    自動 storage aggregate mirrorコマンドを使用します。
    次に、選択したディスク7.1、7.2、7.3、7.4、および7.5を使用して、アグリゲートaggrDに手動でプレックスを追加するコマンドを示します。このコマンドを実行すると、aggrDがミラー アグリゲートになります。storage aggregate mirror -aggregate aggrD -mirror-disklist 7.1, 7.2, 7.3, 7.4, 7.5
    次に、Data ONTAPで選択されたディスクを使用して、アグリゲートaggrEに自動でプレックスを追加するコマンドを示します。このコマンドを実行すると、aggrEがミラー アグリゲートになります。storage aggregate mirror -aggregate aggrE