データ格納済みのFlexVolでのSnapVaultバックアップの作成

長期間の保管を求められるデータをFlexVol上で保護するには、選択したSnapshotコピーを別のStorage Virtual Machine(SVM)またはクラスタのSnapVaultバックアップにレプリケートします。SnapVaultセカンダリ ボリュームには、以前のデータ保護ミラー関係またはSnapVault関係からすでに存在するデータ、またはテープ バックアップからロードされたデータが含まれている場合があります。

始める前に

ステップ

  1. デスティネーションSVMで、snapmirror resyncコマンドと-type XDPパラメータを使用して関係を確立します。
    プライマリとセカンダリの間の最も新しい共通のSnapshotコピーがプライマリから削除されているが、別の古い共通のSnapshotコピーが存在する場合は、-preserveオプションを使用することもできます。このオプションを使用すると、論理的なローカル ロールバックが実行されてプライマリとセカンダリのデータが同じになり、SnapVaultポリシーに一致するすべての新しいSnapshotコピーがソースからレプリケートされます。
    次のコマンドを実行すると、SVM vserverA上のプライマリ ボリュームsrcvolAとSVM vserverB上のデータ格納済みのセカンダリ ボリュームdstvolBの間にSnapVault関係が作成されます。vserverB::> snapmirror resync -source-path vserverA:srcvolA -destination-path vserverB:dstvolB -type XDP