SnapVault関係を作成してボリュームのバックアップとリストアを行うことができます。SnapVault関係でボリュームのバックアップとリストアに使用するSnapshotコピーは選択することができます。
SnapVault処理では、プライマリ システム上の特定のボリュームがSnapVaultセカンダリ システム上の関連付けられたボリュームにバックアップされます。必要に応じて、SnapVaultセカンダリ ボリュームから関連付けられたプライマリ ボリュームまたは別のボリュームにデータがリストアされます。
ソース ボリュームに割り当てるSnapshotポリシーで、Snapshotコピーをいつ実行するかを指定し、SnapVault関係に割り当てるSnapVaultポリシーで、SnapVaultバックアップにレプリケートするソース ボリュームのSnapshotコピーを指定します。
デスティネーション ボリュームがFlexCloneボリュームの場合は、保持されるSnapshotコピーの数がポリシーで設定した数よりも2つ多くなります。これは、FlexCloneのSnapshotコピーとエクスポート済みSnapshotコピーが保持されるためです。たとえば、Snapshotコピーを3つ保持するようにポリシーで指定した場合は、5つのSnapshotコピーが保持されます(指定したSnapshotコピーが3つ、FlexCloneのSnapshotコピーとエクスポート済みSnapshotコピーが1つずつ)。
SAN環境では、SnapVaultセカンダリ ボリュームでLUN識別子が保持されます。
セカンダリ システムで使用されるディスク スペースとディレクトリは、ソース システムよりも若干多くなります。