ミラー アグリゲートを使用する際の要件

ミラー アグリゲートを使用してデータのコピーを2つ保持するには、2つのミラー プレックスを設定して新しいアグリゲートを作成するか、既存のアグリゲートにプレックスを追加します(1つのミラー アグリゲートに設定できるプレックスは2つまで)。

ミラー アグリゲートとして使用するディスクまたはアレイLUNを選択するときの規則は、次のとおりです。
  • 各プレックスに対して選択されるディスクやアレイLUNは、それぞれ異なるプールに存在している必要があります。
  • ディスクまたはアレイLUNの数が両方のプレックスで同じでなければなりません。
  • ディスクは、まず、セクタあたりのバイト数(bps)が同じもの、次にサイズが等しいディスクが選択されます。
  • サイズが等しいディスクがない場合は、大きなサイズのディスクが選択されたうえで、同一のサイズまでそのディスクのサイズが縮小されます。
  • ミラー アグリゲートのプレックスの名前はData ONTAPによって設定されます。

アグリゲートの作成時、Data ONTAPでは、使用可能なディスクが最も多いプールからディスクが選択されます。使用するディスクを指定することにより、この選択基準を無効にできます。

注: これは、MetroClusterクラスタには該当しません。