アレイLUNでSyncMirrorプールを設定する際の代表的なエラー

ローカルとリモートのプール割り当てがアレイLUNの実際の場所と一致していないと、アレイLUNのSyncMirror設定は失敗します。

次の表に、代表的なアレイLUN SyncMirrorプール割り当てエラーとその結果を示します。

エラー 結果
ローカル ストレージ アレイのアレイLUNをリモート プールに割り当てる、またはリモート ストレージ アレイのアレイLUNをローカル プールに割り当てる。 アグリゲートのミラーを作成できません。プレックス内に複数のプールが混在していると、ミラーを作成できません。
アレイLUNの各セットのプール設定を逆にしている。つまり、アグリゲートのミラーリングに使用するローカル ストレージ アレイのすべてのLUNをリモート プール(p1)に割り当て、リモート ストレージ アレイのLUNをローカル プール(p0)に割り当てている。 ミラー アグリゲートは作成できますが、一方のストレージ アレイが使用できなくなったときに、反対側のプレックスが使用不可能であると誤って報告されます。実際には、データは使用可能な方のストレージ アレイにあります。
SyncMirrorに2つのストレージ アレイを使用する計画だったが、ミラー アグリゲートの作成時に、誤ってどちらのプールも同じストレージ アレイから指定した。 そのストレージ アレイに障害が発生すると、データは失われます。