デスティネーション ボリュームのデータ保護ミラー コピーの手動更新

デスティネーションFlexVolまたはInfinite Volumeのデータ保護ミラー コピーの更新をスケジュールすることも、データ保護ミラー コピーを手動で更新してソース ボリュームとデスティネーション ボリュームとの間でSnapshotコピーを転送することもできます。ただし、Infinite Volumeでは、転送するSnapshotコピーを選択できません。

始める前に

このタスクについて

このタスクは、クラスタ管理者の権限でも、Storage Virtual Machine(SVM)管理者の権限でも実行できます。

デスティネーション ボリュームを更新すると、ソース ボリュームのすべてのSnapshotコピーがデスティネーション ボリュームに転送されます。また、更新時、ソース ボリュームから削除されたSnapshotコピーがデスティネーション ボリュームから削除されます。同様に、ソース ボリュームの新しいSnapshotコピーがデスティネーション ボリュームに転送されます。

ステップ

  1. デスティネーション クラスタで、snapmirror updateコマンドを使用してデスティネーション ボリュームを手動で更新します。
    次のコマンドでは、vs0_destという名前のSVM上にあるrepo_vol_destという名前のデスティネーション ボリュームのデータ保護ミラー関係を更新します。
    vs2::> snapmirror update -destination-path vs0_dest:repo_vol_dest