SAN環境でのデータ保護

SAN(ストレージ エリア ネットワーク)環境への統合を行うために作成されたストレージの論理ユニット(LUN)がFlexVolに含まれている場合は、データ保護を実行するための手順を修正することが必要になる可能性があります。 Infinite Volumeでは、SAN環境やLUNはサポートされません。

データ保護ミラー コピーやSnapVaultバックアップには、ボリューム間の関係を使用します。 そのため、LUNのデータを保護するには、そのLUNが格納されているボリュームをバックアップします。

永続的予約などのパス関連のメタデータは、SnapVaultバックアップに複製されません。 SnapVaultセカンダリ ボリュームからボリュームをリストアする場合、SnapVaultセカンダリ ボリュームのLUNは、ソース ボリュームとは異なるIDで エクスポートされます。 そのため、リストアしたLUNに対して 新しいアクセス制御を設定する必要があります。

Data ONTAPのLUNを含むボリュームでのデータのバックアップとリストアの詳細については、『clustered Data ONTAP SANアドミニストレーション ガイド』を参照してください。