Snapshotコピーの管理用コマンド

クラスタ管理者は、volume snapshotコマンドを使用して、すべてのSnapshotコピーを作成および管理できます。Storage Virtual Machine(SVM)管理者は、同じコマンドを使用して、SVM内のSnapshotコピーを作成および管理できます。

状況 使用するコマンド
Snapshotコピーに関する情報を表示する volume snapshot show
特定の日付、またはその前後に作成されたSnapshotコピーに関する情報を表示する -create-timeパラメータを指定したvolume snapshot show

たとえば、次のコマンドを使用すると、4日以内に作成されたSnapshotコピーを表示できます。

volume snapshot show -create-time >5d
ボリュームのSnapshotコピーを作成する volume snapshot create

Infinite Volumeを使用している場合は、Infinite Volumeがオンライン状態であることを確認する必要があります。コンスティチュエントの1つがオフラインであるためにInfinite Volumeがmixed状態の場合は、Snapshotコピーを作成できません。

Snapshotコピーの属性を変更する volume snapshot modify

Infinite Volumeを使用している場合は、Infinite VolumeのSnapshotコピーに関連付けられているコメントまたは名前は変更できません。

FlexVolのSnapshotコピーの名前を変更する volume snapshot rename

volume copyコマンドまたはvolume moveコマンドの実行時に参照コピーとして作成されたSnapshotコピーの名前は変更できません。

Infinite Volumeを使用している場合は、Infinite VolumeのSnapshotコピーの名前は変更できません。

Snapshotコピーを削除する volume snapshot delete

Infinite Volumeを使用している場合は、Infinite Volumeがオンラインである必要があります。Infinite Volumeがmixed状態の場合は、テクニカル サポートの支援がないと、Infinite VolumeのSnapshotコピーを削除できません。

SnapMirrorを使用している場合にsnapmirror resyncコマンドを使用するには、ベースのSnapshotコピーが存在し、ソース ボリュームとデスティネーション ボリュームの間に共通のSnapshotコピーが少なくとも1つは存在している必要があります。