SnapVaultセカンダリへのデータ保護デスティネーションの変換

テープ シーディング処理後、または災害保護ミラーのカスケードに対するバックアップのSnapVaultセカンダリ ボリュームが失われた場合は、データ保護のデスティネーション ボリュームをSnapVaultセカンダリ ボリュームに変換します。

始める前に

このタスクについて

テープ シーディングの場合、テープからボリュームにデータを転送すると、そのボリュームはデータ保護のデスティネーション ボリュームになります。

災害保護ボリュームのカスケードに対するSnapVaultセカンダリ ボリュームの場合、SnapVaultセカンダリ ボリュームが失われたときは、SnapVaultプライマリ ボリュームと災害保護のデスティネーション ボリュームとの間に直接の関係を作ることで、SnapVault保護を再開できます。これを行うには、災害保護のデスティネーション ボリュームをSnapVaultセカンダリ ボリュームにする必要があります。

手順

  1. snapmirror breakコマンドを使用して、データ保護ミラー関係を解除します。
    関係が解除され、災害保護ボリュームは読み書き可能なボリュームになります。
  2. snapmirror deleteコマンドを使用して、既存のデータ保護ミラー関係を削除します(関係が存在する場合)。
  3. snapmirror releaseコマンドを使用して、ソースSVMから関係の情報を削除します。
    これにより、Data ONTAPで作成されたSnapshotコピーもソース ボリュームから削除されます。
  4. -type XDPパラメータを指定してsnapmirror createコマンドを使用し、プライマリ ボリュームと読み書き可能なボリュームとの間にSnapVault関係を作成します。
  5. snapmirror resyncコマンドを使用して、デスティネーション ボリュームを読み書き可能なボリュームからSnapVaultボリュームに変換し、SnapVault関係を確立します。