SVMピア関係の再開

クラスタ管理者は、vserver peer resumeコマンドを使用して、中断していたSVMピア関係を再開できます。たとえば、保守の完了後に、中断していたSVMピアリング関係を再開できます。

このタスクについて

中断期間にスケジュールされていたSnapMirrorのデータ転送は、SVMピア関係を再開しても開始されません。したがって、手動でデータ転送を開始する必要があります。

手順

  1. どちらかのピア クラスタでvserver peer resumeコマンドを使用して、中断していたSVMピア関係を再開します。
    次の例は、中断していたSVMピア関係を再開する方法を示しています。
    cluster1::> vserver peer resume -vserver vs4.example1.com -peer-vserver vs0.example1.com
                 
    Info: [Job 76] 'vserver peer resume' job queued
    SVMピア関係はpeeredの状態になります。
  2. vserver peer showコマンドを使用して、SVMピア関係のステータスを確認します。
    次の例は、SVMピア関係のステータスを確認する方法を示しています。
    cluster1::> vserver peer show
    
                      Peer              Peer
    Vserver           Vserver           State
    -----------       -----------       ---------
    vs4.example1.com  vs0.example1.com   peered
    
    
    これらのコマンドの詳細については、マニュアル ページを参照してください。