Snapshotコピーのディスク使用状況の監視

dfコマンドを使用すると、ディスク上の空きスペースのサイズが表示され、Snapshotコピーのディスク使用状況を監視できます。

このタスクについて

Infinite Volumeの場合、dfコマンドを使用すると、Infinite Volume全体ではなく、Infinite Volume内の個々のデータ コンスティチュエントに関する情報が表示されます。

ステップ

  1. Snapshotコピーのディスク使用状況に関する情報を表示するには、dfコマンドを使用します。

    dfコマンドでは、Snapshotコピーがアクティブ ファイルシステムとは別のパーティションとして扱われます。次の特徴を持つボリュームの例を以下に示します。

    • ボリュームの総容量(kbytes列)は4,000,000KB(4GB)で、アクティブ ファイルシステム用が3,000,000KB(75パーセント)、Snapshotコピー用が1,000,000KB(25パーセント)です。
    • アクティブ ファイルシステムでは、3,000,000KBの容量のうち2,000,000KBを使用しており(66パーセント、capacity列の表示は65パーセントに切り捨て)、空きスペースは1,000,000KBです(34パーセント)。
    • Snapshotコピーでは、1,000,000KBの容量のうち500,000KBを使用しており(capacity列の50パーセント)、空きスペースは500,000KBです(Snapshotコピー用に割り当てられているスペースの50パーセントで、ディスク スペースの50パーセントではありません)。
      注: ここで重要なのは、/vol/vol0/.snapshot行の値は、Snapshotコピー内のみに存在するデータのサイズという点です。Snapshotコピーのサイズ計算では、Snapshotコピー内のデータのうち、アクティブ ファイルシステムと共有されているものは除外されます。
    cluster1::> df
    Filesystem 	          kbytes     used    avail    capacity  Mounted on      Vserver
    /vol/vol0/	          3000000  2000000  1000000         65%  ---             vs1
    /vol/vol0/.snapshot   1000000  500000    500000         50%  ---             vs1