データベースの変更や破損を防ぐために、データ保護ミラー関係を使用してデータベース データのコピーを作成し、コピーを使用してデータベースで実行されるソフトウェア アプリケーションをテストできます。
始める前に
データベースが格納されているボリュームにデータ保護ミラー関係が確立されている必要があります。
手順
- デスティネーションStorage Virtual Machine(SVM)で、snapmirror breakコマンドを使用して、デスティネーション ボリュームを書き込み可能にします。
例
次の例では、vs2:Test_volボリュームをデスティネーション ボリュームとするSnapMirror関係を破棄しています。
vs2::>> snapmirror break -destination-path vs2:Test_vol
- 書き込み可能にしたデスティネーション ボリューム(vs2:Test_vol)に含まれるデータに対してアプリケーションを実行します。
- 書き込み可能にしたデスティネーション ボリューム(vs2:Test_vol)のデータを確認します。
- テストによってデータが望ましくない形で変更された場合は、snapmirror resyncコマンドを使用してミラー関係を再確立します。
- 満足のいくテスト結果が得られるまで、手順2、3、4を繰り返します。
- オプション: テストの完了後、ソース ボリュームとデスティネーション ボリュームを再同期してSnapMirror関係をリストアできます。