NVFAILを使用したデータベースの有効性監視および保護

volume modifyコマンドの-nvfailパラメータを使用すると、不揮発性RAM(NVRAM)の不整合がブート時に検出されて警告され、ボリュームを手動でリカバリするまで、データ アクセスや改変からシステムが保護されます。

何らかの問題が検出されると、データベース インスタンスは応答を停止するかシャットダウンし、データベースの状態を確認するよう警告するエラー メッセージがコンソールに出力されます。NVFAILを有効にすると、データベースの有効性を侵害する可能性のある、クラスタ化されたノード間でのNVRAMの不整合をデータベース管理者に警告できます。システムがクラッシュしたあと、NVFAIL状態が解消されるまでは、NFSクライアントはどのノードからもデータにアクセスできません。CIFSクライアントには影響はありません。

注: NVFAILオプションは、ボリュームでLUNが作成されると、自動的に有効になります。