Snapshotコピーによるディスク スペース使用量がSnapshotリザーブの100%を超過すると、アクティブ ファイルシステム用ディスク スペースが使用され始めます。 このプロセスはSnapshotオーバーフローと呼ばれます。 アクティブ ファイルシステム用ディスク スペースがSnapshotコピーによって使用され続けると、システムがフルになる危険があります。 Snapshotオーバーフローによってシステムがフルになった場合は、十分な数のSnapshotコピーを削除しないと、ファイルを作成できません。
500,000KB(0.5GB)のデータがアクティブ ファイルシステムに追加されると、 node run -node nodename dfコマンドでは次の出力が生成されます。
Filesystem kbytes used avail capacity /vol/vol0 3000000 3000000 0 100% /vol/vol0/.snapshot 1000000 3500000 0 350%
Data ONTAPが新しいSnapshotコピーを作成すると同時に、ファイルシステム内のすべてのディスク ブロックが一部のSnapshotコピーによって参照されます。 したがって、アクティブ ファイルシステムから削除するファイルの数にかかわらず、これ以上ファイルを追加する余裕はありません。 この状況を回復する唯一の方法は、より大きいディスク スペースが解放されるように十分な数のSnapshotコピーを削除することです。