クラスタ管理者は、クラスタ内のStorage Virtual Machine(SVM、旧Vserver)の管理および運用管理を担当します。SVM管理者は、自身が担当するデータSVMだけを管理します。
クラスタ管理者は、クラスタ全体とクラスタのリソースを管理できます。また、データSVMをセットアップし、SVMの管理をSVM管理者に委譲することもできます。クラスタ管理者固有の権限は、それぞれのアクセス制御ロールによって異なります。デフォルトでは、「admin」アカウント名またはロール名を持つクラスタ管理者は、クラスタとSVMを管理するためのあらゆる権限を持っています。
SVM管理者は、ボリューム、プロトコル、LIF、サービスなど、自身が担当するデータ
SVMのストレージおよびネットワーク リソースだけを管理できます。
SVM管理者固有の権限は、クラスタ管理者によって割り当てられた、それぞれのアクセス制御ロールによって異なります。
SVM管理者の権限の詳細については、『clustered Data ONTAPシステム アドミニストレーション ガイド(SVM管理)』を参照してください。注: Data ONTAPのコマンドライン インターフェイス(CLI)では、コマンドやパラメータ名がvserverのまま変更されておらず、出力にもこれまでどおりVserverと表示されます。