多くのタスク(Volume Snapshotコピーなど)は、指定したスケジュールで実行するように設定できます。特定の時間に実行されるスケジュールは、cronスケジュールと呼ばれます(UNIXのcronスケジュールに類似しています)。周期的に実行されるスケジュールは、インターバル スケジュールと呼ばれます。ジョブ スケジュールを管理するには、job scheduleコマンドを使用します。
手動でのクラスタの日付や時刻の変更は、ジョブ スケジュールには反映されません。ジョブは、ジョブが作成された時点または最後に実行された時点のクラスタの時刻に基づいて実行されます。そのため、クラスタの日付や時刻を手動で変更した場合は、job showコマンドおよびjob history showコマンドを使用して、スケジュール済みのすべてのジョブが必要に応じて適切にキューに格納されているか完了していることを確認する必要があります。
クラスタがMetroCluster構成に属している場合、両方のクラスタのジョブ スケジュールが同一である必要があります。そのため、ジョブ スケジュールを作成、変更、削除する場合、リモート クラスタでも同じ処理を実行する必要があります。
状況 | 使用するコマンド |
---|---|
すべてのスケジュールに関する情報を表示する | job schedule show |
ジョブのリストをスケジュール別に表示する | job schedule show-jobs |
cronスケジュールに関する情報を表示する | job schedule cron show |
インターバル スケジュールに関する情報を表示する | job schedule interval show |
cronスケジュールを作成する | job schedule cron create |
インターバル スケジュールを作成する | job schedule interval create -days、-hours、-minutes、または-secondsパラメータから、少なくとも1つを指定する必要があります。 |
cronスケジュールを変更する | job schedule cron modify |
インターバル スケジュールを変更する | job schedule interval modify |
スケジュールを削除する | job schedule delete |
cronスケジュールを削除する | job schedule cron delete |
インターバル スケジュールを削除する | job schedule interval delete |