クラスタ内のSVM

クラスタ内に作成できるSVMの数は、ノード数、およびLIFがクラスタでどのように設定され、使用されているかによって異なります。

1つのクラスタ内の最大ノード数は、プラットフォーム モデルおよびライセンス プロトコルによって異なります。クラスタ内のノード数の詳細については、Hardware Universehwu.netapp.comを参照してください。

設定されているLIFの数に基づいた、クラスタの推奨SVM数を次の表に示します。

SVMのプロトコル種類 クラスタあたりのノード数 SVM設定
1 2 4 6 8 10-24
NFS / CIFSプロトコルのSVM:データ用および管理用の単一のLIF 125 250 500 750 1000 1000 SVMがデータ用および管理用にアクティブなIP LIFを1つ、フェイルオーバー用に予約されたIP LIFを1つ持つ
FC / FCoEプロトコルのSVM:データ用LIF 1つ、管理用LIF 1つ 125 250 250 250 250 N/A SVMがクラスタのノードごとにFC / FCoE LIFを2つ、管理専用IP LIFを1つ持つ
iSCSIプロトコルのSVM:データ用LIF 1つ、管理用LIF 1つ 125 125 165 190 200 N/A SVMがクラスタのノードごとにiSCSI LIFを1つ、管理専用IP LIFを1つ持つ

SANが設定されたSVMがクラスタに含まれている場合、Infinite Volumeを備えたSVMを作成することはできません。

Infinite Volumeを備えたSVMは、NASクラスタ内の10を超えるノードにまたがることはできません。

注: プロトコルが異なるSVMの組み合わせがクラスタに存在する場合は、クラスタ内のSVMの数が同じにならないことがあります。