管理ホストからのSPへのアクセス

管理ホストからノードのSPにログインして、ノードの管理タスクをリモートから実行できます。

始める前に

次の条件を満たす必要があります。

このタスクについて

SPがIPv4またはIPv6アドレスを使用するように設定されており、ホストからのSSHログイン試行が10分以内に連続5回失敗した場合には、SPはSSHログイン要求を拒否し、ホストのIPアドレスとの通信を15分間中断します。 通信は15分後に再開され、SPへのログインを再度試行できるようになります。

Data ONTAPでは、システム用に予約されている名前(「root」「naroot」など)をクラスタまたはSPにアクセスする目的で作成または使用することはできません。

手順

  1. 管理ホストから、SPにログインします。ssh sername@SP_IP_address
  2. プロンプトが表示されたら、usernameのパスワードを入力します。
    SPプロンプトが表示されると、SP CLIにアクセスしていることになります。

管理ホストからSPにアクセスする例

次の例は、SPへのアクセスのために設定されているjoeというユーザ アカウントを使用してSPにログインする方法を示しています。
[admin_host]$ ssh joe@192.168.123.98 
joe@192.168.123.98's password:
SP>
次の例は、IPv6グローバル アドレスまたはIPv6ルータ通知アドレスを使用して、IPv6に対してSSHが設定されかつSPが構成されているノードのSPにログインする方法を示しています。
[admin_host]$ ssh joe@fd22:8b1e:b255:202::1234
joe@fd22:8b1e:b255:202::1234's password: 
SP>
[admin_host]$ ssh joe@fd22:8b1e:b255:202:2a0:98ff:fe01:7d5b
joe@fd22:8b1e:b255:202:2a0:98ff:fe01:7d5b's password:
SP>