Webサービスは、HTTPまたはHTTPSを使用してユーザがアクセスできるアプリケーションです。クラスタ管理者はWebプロトコル エンジンをセットアップし、SSLを設定し、Webサービスを有効にし、ロールのユーザがWebサービスにアクセスできるようにします。
Data ONTAPは次のWebサービスをサポートします。
このサービスによって、ノードのログ ファイル、コア ダンプ ファイル、およびMIBファイルに、クラスタ管理LIFまたはノード管理LIFからHTTPまたはHTTPSでアクセスできるようになります。デフォルト設定はenabledです。
ノードのログ ファイルまたはコア ダンプ ファイルへのアクセス要求を受け取ると、spi Webサービスは、あるノードからファイルが存在する別のノードのルート ボリュームへのマウント ポイントを自動的に作成します。マウント ポイントを手動で作成する必要はありません。
spi Webサービスは、Remote Support Agent(RSA)のサポートも提供します。これにより、テクニカル サポート担当者は、リモートからのサポートにSPを使用できます。 RSAを使用するには、spi Webサービスが必要です。 RSAの詳細については、『Remote Support Agent構成ガイド(clustered Data ONTAP)』およびネットアップ サポート サイトの「NetApp Remote Support Diagnostics Tool」ページを参照してください。
このサービスは、以前のバージョンのRSAとの互換性を維持するため、spi Webサービスへの代替インターフェイスを提供します。 デフォルト設定はenabledです。
spi Webサービスとcompat Webサービスの両方が有効になっている場合、ノードのログ ファイルとコア ダンプ ファイルにノードの管理LIFからHTTPまたはHTTPSでアクセスできます。
このサービスでは、Data ONTAP APIを実行し、リモート プログラムで管理機能を実行できます。デフォルト設定はenabledです。
一部の外部管理ツールにはこのサービスが必要です。たとえば、OnCommand System Managerを使用する場合、このサービスを有効にしておく必要があります。
このサービスは、外部の管理アプリケーションが、ネットワーク上のクラスタを検出できるようにします。デフォルト設定はenabledです。
このサービスは、問題の分析および解決を支援するために、システム上の権限が設定された環境へのアクセスを制御します。デフォルト設定はdisabledです。このサービスは、テクニカル サポートから指示があった場合にのみ有効にしてください。
このサービスは、Data ONTAPに組み込まれているOnCommand System Managerの可用性を管理します。デフォルト設定はenabledです。このサービスはクラスタでのみサポートされます。