SSHセキュリティ設定の管理用コマンド

security sshコマンドを使用すると、Storage Virtual Machine(SVM)のSSHセキュリティ設定を管理できます。これには、SSH鍵交換アルゴリズムおよびデータ暗号化アルゴリズム(暗号)の表示、交換、追加、削除、リストアが含まれます。

状況 使用するコマンド
クラスタおよびSVMSVMのSSH鍵交換アルゴリズムと暗号の現在の設定を表示する security ssh show
クラスタまたはSVMSVMのSSH鍵交換アルゴリズムまたは暗号の現在の設定を、指定した設定で置き換える security ssh modify
クラスタまたはSVMの現在の設定に、SSH鍵交換アルゴリズムまたは暗号を追加する security ssh add
クラスタまたはSVMの現在の設定から、指定したSSH鍵交換アルゴリズムまたは暗号を削除する security ssh remove
クラスタおよびすべてのSVMのSSH鍵交換アルゴリズムおよび暗号の設定を、Data ONTAP 8.2.1より前に使用していた設定にリストアする security ssh prepare-to-downgrade

(advanced権限レベル)

Data ONTAP 8.2.1よりも前のリリースにダウングレードまたはリバートすると、このコマンドの実行を求めるプロンプトが表示されます。