ヘルスモニタが生成するアラートは、アラートをいつトリガーするかを定義するシステム ヘルス ポリシーを有効または無効にすることによって制御できます。これによって、特定の環境に合わせてヘルス監視システムをカスタマイズできるようになります。
ポリシーの名前は、生成されたアラートの詳細情報を表示するか、特定のヘルスモニタ、ノード、またはアラートIDのポリシー定義を表示することによって把握できます。
ヘルス ポリシーの無効化と、アラートの抑制は違います。アラートを抑制した場合はサブシステムのヘルス ステータスに影響しませんが、アラートは発生します。
ポリシーを無効にした場合は、そのポリシー ルール式に定義された条件または状態によるアラートがトリガーされなくなります。
たとえば、役に立たないアラートが発生するとします。そのアラートのポリシーIDを取得するには、system health alert show –instanceコマンドを使用します。ポリシーについての情報を表示するには、system health policy definition showコマンドでポリシーIDを使用します。ポリシーのルール式およびその他の情報を確認したあとで、ポリシーを無効にするかどうかを決定します。ポリシーを無効にするには、system health policy definition modifyコマンドを使用します。