WAFL外部キャッシュの有効化と無効化

キャッシング モジュール(Performance Acceleration Module、Flash Cacheモジュール、Flash Cache 2モジュール)が搭載されているストレージ システムでは、WAFL外部キャッシュ機能を有効または無効にすることができます。キャッシング モジュールの取り付け後に、WAFL外部キャッシュ機能が有効になっていることを確認する必要があります。

このタスクについて

flexscale.enableオプションにより、WAFL外部キャッシュ機能を有効化または無効化します。ストレージ システムにキャッシング モジュールがインストールされていない場合は、flexscale.enableオプションによってPredictive Cache Statistics(PCS;予測キャッシュ統計情報)を有効または無効にします。PCSは、キャッシング モジュールをサポートするプラットフォームでサポートされます。

Data ONTAP 8.1以降を実行しているシステムの場合、WAFL外部キャッシュを使用するために別途ライセンスが必要になることはありません。PCSの場合、ライセンスは必要ありません。

次のコマンドはノードシェルから実行できます。ノードシェルにアクセスするには、system node runコマンドを使用します。詳細については、マニュアル ページを参照してください。

手順

  1. WAFL外部キャッシュが有効か無効かを確認するには、次のコマンドを入力します。options flexscale.enable
  2. WAFL外部キャッシュを有効または無効にするには、次のコマンドを入力します。options flexscale.enable {on|off}