Data ONTAPには、ベースライン イメージと呼ばれるSPファームウェア イメージが含まれています。新しいバージョンのSPファームウェアがリリースされた、そのファームウェアをダウンロードしてSPファームウェアを更新できます。Data ONTAPのバージョンをアップグレードする必要はありません。
Data ONTAPでは、次の方法でSPファームウェアの更新を管理できます。
Data ONTAPにバンドルされているSPファームウェアのバージョンがノードで実行されているSPファームウェアのバージョンよりも新しい場合、Data ONTAPのアップグレード プロセスには、SPファームウェアの更新が自動的に含まれます。
SPファームウェアは、ダウングレードまたはリバート後のData ONTAPバージョンでサポートされる最新バージョンに自動的に更新されます。SPファームウェアの手動更新は必要ありません。
system service-processor image modifyコマンドを使用して、SP自動更新機能を無効にできます。ただし、この機能は有効にしておくことを推奨します。この機能を無効にすると、Data ONTAPのイメージとSPファームウェアのイメージが、未認定の最適ではない組み合わせとなります。
次のいずれかのオプションを指定します。
パッケージ ファイル名を指定することによって、ダウンロードするSPファームウェアを更新できます。system image package showコマンドは、ノード上で使用可能なすべてのパッケージ ファイルを表示します(SPファームウェア パッケージのファイルを含む)。
SPファームウェアを、現在実行しているバージョンのData ONTAPに付属しているベースラインのバージョンに更新できます。
SPへの既存の接続は、SPファームウェアを更新するときに切断されます。これは、SPファームウェア更新が自動的にまたは手動で開始される場合に該当します。