クラスタ スイッチ ヘルスモニタは、Cisco Discovery Protocol(CDP)を使用して、クラスタと管理ネットワーク スイッチの検出を自動的に試みます。ヘルスモニタがスイッチを自動的に検出できない場合、またはCDPを自動検出に使用することを望まない場合は、ヘルスモニタを設定する必要があります。
このタスクについて
system cluster-switch showコマンドは、ヘルスモニタが検出したスイッチをリスト表示します。想定していたスイッチがこのリストに表示されない場合、ヘルスモニタは自動的にスイッチを検出できない状態にあります。
手順
- CDPを自動検出に使用する場合は、以下の操作を行います。 それ以外の場合は、手順2に進みます。
- スイッチでCDPが有効になっていることを確認します。
手順については、スイッチのマニュアルを参照してください。
- クラスタ内の各ノードで次のコマンドを実行し、CDPが有効か無効かを確認します。run -node node_name -command options cdpd.enable
CDPが有効になっている場合は、手順dに進みます。CDPが無効になっている場合は、手順cに進みます。
- 次のコマンドを実行して、CDPを有効にします。run -node node_name -command options cdpd.enable on
5分ほど待ってから次の手順に進みます。
- system cluster-switch showコマンドを使用して、Data ONTAPがスイッチを自動的に検出できるようになったことを確認します。
- ヘルスモニタがスイッチを自動的に検出できない場合は、system cluster-switch createコマンドを使用してスイッチの検出を設定します。
例
cluster1::> system cluster-switch create -device switch1 -address 192.0.2.250 -snmp-version SNMPv2c -community cshm1! -model NX5020 -type cluster-network
5分ほど待ってから次の手順に進みます。
- system cluster-switch showコマンドを使用して、情報を追加したスイッチをData ONTAPが検出できることを確認します。
次のタスク
ヘルスモニタがスイッチを監視できることを確認します。