AutoSupportの管理用コマンド

AutoSupportの設定を変更または表示し、過去のAutoSupportメッセージに関する情報を表示し、AutoSupportメッセージを送信、再送信、またはキャンセルするには、system node autosupportコマンドを使用します。

AutoSupportを設定する

状況 使用するコマンド
AutoSupportメッセージを送信するかどうかを制御する -stateパラメータを指定したsystem node autosupport modify
AutoSupportメッセージがテクニカル サポートに送信されるかどうかを制御する -supportパラメータを指定したsystem node autosupport modify
AutoSupportをセットアップするか、AutoSupportの設定を変更する system node autosupport modify
個々のトリガー イベントについて、AutoSupportメッセージを社内のサポート部門に送信するかどうかを指定する。また、各トリガー イベントで送信されるメッセージに含める追加のサブシステム レポートを指定する system node autosupport trigger modify

AutoSupportの設定に関する情報を表示する

状況 使用するコマンド
AutoSupportの設定を表示する -nodeパラメータを指定したsystem node autosupport show
AutoSupportメッセージを受信するすべてのアドレスとURLの概要を表示する system node autosupport destinations show
個々のトリガー イベントについて社内のサポート部門に送信されるAutoSupportメッセージを表示する system node autosupport trigger show

過去のAutoSupportメッセージに関する情報を表示する

状況 使用するコマンド
過去50件のうち、1つ以上のAutoSupportメッセージに関する情報を表示する system node autosupport history show
テクニカル サポート サイトまたは指定のURIにコア ダンプ ファイルまたはパフォーマンス アーカイブ ファイルをアップロードするために生成された最新のAutoSupportメッセージに関する情報を表示する system node autosupport history show-upload-details
AutoSupportメッセージ内の情報を表示する。メッセージ用に収集された各ファイルの名前とサイズのほか、エラーがある場合はその情報も含まれる system node autosupport manifest show

AutoSupportメッセージを送信、再送信、またはキャンセルする

状況 使用するコマンド
ローカルに保存されていて、そのAutoSupportシーケンス番号で特定されるAutoSupportメッセージを再転送する
注: AutoSupportメッセージを再転送し、サポート部門がすでにそのメッセージを受信している場合、サポート システムは重複するケースを作成しません。 一方、サポート部門がそのメッセージを受信しなかった場合には、AutoSupportシステムはメッセージを分析し、必要に応じてケースを作成します。
system node autosupport history retransmit
テスト目的などでAutoSupportメッセージを生成し送信する system node autosupport invoke
注: AutoSupportが無効になっている場合でも、-forceパラメータを使用してメッセージを送信します。設定されている宛先ではなく、指定した宛先にメッセージを送信する場合は、-uriパラメータを使用します。
AutoSupportメッセージをキャンセルする system node autosupport history cancel