SVMピア関係の中断

クラスタ管理者は、必要に応じてvserver peer suspendコマンドを使用し、確立しているSVMピア関係を中断できます。たとえば、メンテナンス時にはSVMピア関係を中断することを推奨します。

このタスクについて

SVMSVMピア関係を一時中断しても、SVMSVMピア関係の中断前に開始されたSnapMirrorのデータ転送は影響を受けず、処理を完了させることができます。 中断期間にスケジュールされていたデータ転送は開始されません。

手順

  1. どちらかのピア クラスタでvserver peer suspendコマンドを使用して、アクティブなSVMピア関係を中断します。
    次の例は、SVMSVMピア関係を中断する方法を示しています。
    cluster2::> vserver peer suspend -vserver vs4.example1.com -peer-vserver vs0.example1.com
    
    Info: [Job 50] 'vserver peer suspend' job queued
    SVMピア関係は中断の状態になります。
  2. vserver peer showコマンドを使用して、SVMピア関係のステータスを確認します。
    次の例は、SVMピア関係のステータスを確認する方法を示しています。
    cluster2::> vserver peer show
                       Peer               Peer
    Vserver            Vserver            State
    -----------       -----------        ------------
    vs4.example1.com  vs0.example1.com   suspended
    
    これらのコマンドの詳細については、マニュアル ページを参照してください。