ほとんどのコマンドには、1つ以上の必須またはオプションのパラメータがあります。多くのパラメータは、値を指定する必要があります。CLIで値を指定する際には、いくつかのルールがあります。
一部のパラメータでは、2つ以上の値をカンマで区切って指定できます。値のカンマ区切りのリストは引用符(" ")で囲む必要はありません。テキスト、スペース、またはクエリ文字(クエリを意図していない場合、または小なり記号または大なり記号で始まるテキスト)を指定する場合は、必ず値全体を引用符で囲む必要があります。
たとえば、vserver cifsコマンドのパラメータ値を入力した場合、大文字と小文字の使い分けは無視されます。 ただし、ノード、Storage Virtual Machine(SVM)、アグリゲート、ボリューム、論理インターフェイスの名前などのほとんどのパラメータ値は大文字と小文字が区別されます。
CLIでは、「#」から行末までのテキストは無視されます。
次の例では、テキスト コメント付きでSVMが作成されます。 次に、SVMが変更されてコメントが削除されます。
cluster1::> vserver create -vserver vs0 -subtype default -rootvolume root_vs0
-aggregate aggr1 -rootvolume-security-style unix -language C.UTF-8 -is-repository false -ipspace ipspaceA -comment "My SVM"
cluster1::> vserver modify -vserver vs0 -comment ""
次の例では、「#」に続くコメントでコマンドの内容を説明しています。
cluster1::> security login create -vserver vs0 -user-or-group-name new-admin -application ssh -authmethod password #This command creates a new user account