パフォーマンス データを表示する前の決定事項

パフォーマンス データはいくつかの方法で表示できます。データを表示する前に決定すべきことがあります。

パフォーマンス データを表示する前に、次のことを決定する必要があります。

決定内容 考慮事項
データの取得および表示をどのように行うか 次の2つの方法があります。
  • 特定の期間内のデータ一式を収集して表示できます。

    この場合、複数のオブジェクトとインスタンスのデータを一度に表示できます。

  • 継続的に更新されるデータを表示できます。

    この場合、statistics show-periodicコマンドで一度に表示できるのは1つのオブジェクトと1つのインスタンスのデータに限られます。

どのオブジェクトのデータを表示するか データを表示するオブジェクトを1つ以上指定する必要があります。
すべてのカウンタのデータを表示するか、それとも特定のカウンタのデータを表示するか デフォルトの設定ではオブジェクト内のすべてのカウンタのデータが表示されますが、特定のカウンタを指定して必要なデータのみを正確に取得できます。
オブジェクトの全インスタンスのデータが必要か、特定のインスタンスのデータが必要か
  • 一定期間内のデータを収集する場合、デフォルトの設定ではすべてのインスタンスのデータが表示されますが、1つまたは複数のインスタンスを指定できます。
  • 継続的に更新されるデータを表示する場合、およびcluster以外のオブジェクトを指定する場合は、statistics show-periodicコマンドの使用時にインスタンスを指定する必要があります。
クラスタ全体のデータを表示するか、データの範囲を限定するか デフォルトの設定ではクラスタ全体のデータが表示されますが、データの範囲を特定のSVMまたは特定のノードに限定できます。