クラスタ ピア クラスタ間ネットワークを構成するインターフェイスおよびポートと、それらがどのように使用されるかを理解しておくと、クラスタ ピア クラスタ間ネットワークの作成にかかる時間を短縮できます。
クラスタ ピア クラスタ間ネットワークは、ネットワーク ポートに割り当てられたインタークラスタ間LIF(論理インターフェイス)で構成されます。クラスタ間ネットワークは2つの異なるクラスタ間のレプリケーションに使用されるネットワークで、インタークラスタLIFの作成時に定義されます。2つのクラスタ間のレプリケーションは、クラスタ間ネットワークでのみ発生します。これは、同じクラスタ内のデータ ネットワークと同じサブネットにクラスタ間ネットワークがあるかどうかに依存しません。
インタークラスタLIFには、データLIFと同じサブネット内や、別のサブネット内のIPアドレスを割り当てることができます。インタークラスタ間LIFが作成されると、同じノードにクラスタ間ルーティング グループも自動的に作成されます。クラスタ間ルーティング グループのゲートウェイ アドレスを定義し、定義したゲートウェイ アドレスにクラスタ間ルーティング グループをルーティングする必要があります。
インタークラスタLIFは、データLIFが割り当てられているポート(CIFSまたはNFSのアクセスに使用されるポートと同じ)、またはインタークラスタLIFのみが割り当てられているポートに割り当てることができます。どちらの方法にもメリットとデメリットがあります。