SVMのプロトコルの変更

SVMの作成時には、そのSVMの設定ですべてのプロトコルが許可されています。 プロトコルを追加または削除して、SVMの設定で許可されているプロトコルのリストを編集できます。

このタスクについて

SVMにプロトコルを追加すると、追加したプロトコルを設定に使用できるようになります。

プロトコルを削除すると、そのプロトコルはSVMの設定に使用できなくなり、そのプロトコルを介したデータ アクセスは停止します。

手順

  1. SVMに次のようにプロトコルを追加または削除します。
    • SVMにプロトコルを許可するには、vserver add-protocolsコマンドを使用します。
      次のコマンドを使用すると、SVM vs1.example.comのアグリゲート リストにNFSプロトコルとCIFSプロトコルが追加されます。
      cluster1::> vserver add-protocols -vserver vs1.example.com -protocols nfs, cifs
      
    • SVMにプロトコルを禁止するには、vserver remove-protocolsコマンドを使用します。
      次のコマンドを使用すると、SVM vs1.example.comのアグリゲート リストからNFSプロトコルが削除されます。
      cluster1::> vserver remove-protocols -vserver vs1.example.com -protocols nfs
      
  2. SVMに許可されているプロトコルのリストを表示するには、vserver show-protocolsコマンドを使用します。
    次のコマンドを実行すると、すべてのSVMのプロトコルが表示されます。
    cluster1::> vserver show-protocols
    
    Vserver Name               Protocols
    ---------------      ---------------
    ...
    ...                        -
    vs2.example1.com           fcp
    vs1.example.com            cifs fcp, iscsi, ndmp
    ...
    ...