SPに対する自動ネットワーク設定をクラスタレベルで有効にできます(推奨)。SPの自動ネットワーク設定を無効なままにし(デフォルト)、SPネットワーク設定をノード レベルで手動で管理することもできます。どちらの場合にも、いくつかの考慮事項があります。
SPの自動ネットワーク設定を有効にすると、指定したサブネットのアドレス リソース(IPアドレス、サブネット マスク、ゲートウェイ アドレスなど)を使用してネットワークが自動的に設定されます。SPの自動ネットワーク設定を使用すると、各ノードのSPにIPアドレスを手動で割り当てる必要がありません。SPの自動ネットワーク設定を有効にするには、まず設定に使用するサブネットが先にクラスタに定義されている必要があるため、デフォルトでは、自動ネットワーク設定は無効になっています。
SPの自動ネットワーク設定を有効にした場合、次のシナリオと考慮事項が該当します。
再設定によってSPに別のアドレスが割り当てられると、DNS設定に影響し、SPのホスト名を解決できなくなる可能性があります。その場合、DNS設定の更新が必要になります。
SP自動ネットワーク設定が有効になっている場合、このコマンドで実行できるのはSPネットワーク インターフェイスの有効化または無効化のみです。
SPの自動ネットワーク設定を無効にした場合(デフォルト)、次のシナリオと考慮事項が該当します。
クラスタに参加するノードのSPネットワーク設定も、デフォルトでIPv4 DHCPに設定されます。
あるサブネットに割り当てられているアドレスを使用してSPネットワークを手動で設定しようとすると、警告メッセージが表示されます。警告を無視して手動でのアドレス割り当てを続行すると、重複するアドレスが割り当てられる可能性があります。
一度有効にしたSPの自動ネットワーク設定を無効にした場合、次のシナリオと考慮事項が該当します。