オブジェクト、インスタンス、カウンタとは

クラスタ内の特定のオブジェクトのパフォーマンス データを表示できます。オブジェクトは、インスタンスとカウンタから構成されます。カウンタは、オブジェクトのインスタンスに関するデータを提供します。

オブジェクトは次のいずれかです。

各オブジェクトには、インスタンスが存在しないことも、インスタンスが複数存在することもあります。たとえば、LUNオブジェクトにはクラスタ内のLUNごとにインスタンスがあります。

カウンタは、事前定義されたパフォーマンス指標であり、オブジェクトに関するデータを提供します。カウンタが提供するデータには次のようなものがあります。

次の図は、オブジェクトとそのインスタンスおよびカウンタとの関係を示しています。この図では、ボリューム オブジェクトに2つのインスタンス、vol0とvol1が存在します。このオブジェクトのカウンタは、これらのインスタンスのそれぞれに関するデータを提供します。この図には、オブジェクトのカウンタのうちの3つ、avg_latency、read_ops、およびtotal_opsが示されています。

この図には説明が付随しています。