優先度が低いユーザ データ ブロックのキャッシング

WAFL外部キャッシュでは、通常は格納されない、優先度が低いユーザ データ ブロックをキャッシングすることができます。優先度が低いブロックとしては、通常再利用されない多量のシーケンシャル スキャンで読み取られるブロックや、iSCSI、NFS、またはCIFSプロトコルを通じてストレージ システムに書き込まれたブロックなどがあります。

このタスクについて

WAFL外部キャッシュ メモリに適合する負荷、および書き込み後の読み取りや大規模な順次読み取りによる負荷が存在する場合は、優先度の低いユーザ データ ブロックをキャッシングすると便利です。

優先度が低いユーザ データ ブロックをキャッシングできるのは(flexscale.lopri_blocksonに設定)、標準ユーザ データ ブロックもキャッシングする場合のみです(flexscale.normal_data_blocksonに設定)。

次のコマンドはノードシェルから実行できます。ノードシェルにアクセスするには、system node runコマンドを使用します。詳細については、マニュアル ページを参照してください。

ステップ

  1. 優先度が低いユーザ データ ブロックをキャッシングするかどうかを制御するには、次のコマンドを入力します。options flexscale.lopri_blocks {on|off}
    デフォルト値はoffです。

    オプションをonに設定すると、優先度の低いユーザ データ ブロックがキャッシングされます。