コア ダンプ ファイルは肥大化することがあり、テクニカル サポートへのアップロードが必要になったとき、時間がかかる結果になります。コア ダンプ ファイルを分割すると、ファイル全体ではなく、必要な部分のみをアップロードできます。
保存したコア ダンプ ファイルは、最大で3つのコア セグメントに分割できます。
対象のコア セグメント | システム情報が含まれているメモリ |
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プライマリ コア セグメント | Data ONTAPおよびシステムシェル |
キャッシング モジュール コア セグメント | Flash Cacheのモジュール ファミリー |
NVRAMコア セグメント | NVRAM |
コア ダンプ ファイルを分割すると、必要なファイルの部分をアップロードできます。たとえば、コア ダンプ分析のためにコア ダンプ ファイル全体をテクニカル サポートにアップロードする代わりに、ファイルのプライマリ コア セグメントのみをアップロードし、必要な場合はあとでキャッシング モジュール コア セグメントまたはNVRAMコア セグメントをアップロードします。
自動分割のデフォルト設定はシステムによって異なります。
デフォルトでは、元のコア ダンプ ファイルの自動削除は無効になっています。