バージョン1.5、2.5、3.1以降のSPを実行しているData ONTAPからトリガーされるSPファームウェア更新では、SPネットワーク インターフェイス経由でのIPベースのファイル転送メカニズムがサポートされます。
ネットワーク インターフェイス経由のSPファームウェア更新は、シリアル インターフェイス経由の更新よりも高速です。そのため、SPファームウェアを更新中のメンテナンス時間が短縮され、さらにData ONTAPの処理が停止されることもありません。この機能をサポートするSPバージョンは、Data ONTAP 8.3以降に搭載されています。ネットアップ サポート サイトからも入手でき、互換性があるバージョンのData ONTAPが実行されているコントローラにインストールできます。
SPバージョン1.5、2.5、3.1以降を実行している場合、ファームウェア更新は次のように実施されます。
それ以外の値に設定されている場合は、シリアル インターフェイスが使用されます。
SP CLIからトリガーされるSPファームウェア更新では、実行しているSPのバージョンにかかわらず、常にSPネットワーク インターフェイスが使用されます。