テクニカル サポートまたは社内のサポート部門にAutoSupport情報を送信するかどうかおよびその方法を管理し、その設定が正しいことをテストできます。
AutoSupportを設定するクラスタ内の各ノードで、次の手順を実行する必要があります。
デフォルトでは、各ノードでAutoSupportが有効になっており、HTTPS転送プロトコルを使用してテクニカル サポートにメッセージを送信できます。
状況 | system node autosupport modifyコマンドで設定するパラメータ |
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デフォルトのHTTPSプロトコルを使用する |
この設定では、AutoSupport OnDemandとの通信および大容量ファイルのアップロードがサポートされます。 |
SMTPよりも推奨されるHTTPを使用する |
この設定では、大容量ファイルのアップロードがサポートされますが、AutoSupport OnDemandはサポートされません。 |
SMTPを使用する |
-transportをsmtpに設定します。 この設定では、AutoSupport OnDemandや大容量ファイルのアップロードはサポートされません。 |
設定するパラメータ | パラメータの値 |
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-to | 重要なAutoSupportメッセージを受け取る社内サポート部門の、カンマで区切った5つまでの個別Eメール アドレスまたは配信リスト |
-noteto | 重要なAutoSupportメッセージの携帯電話またはその他のモバイル デバイス用の短縮版を受け取る社内サポート部門の、カンマで区切った5つまでの個別Eメール アドレスまたは配信リスト |
-partner-address | すべてのAutoSupportメッセージを受け取るサポート パートナー部門の、カンマで区切った5つまでの個別Eメール アドレスまたは配信リスト |
5つまでのメール ホストを設定できます。
メール ホスト名のあとにコロンとポート番号を指定することによって、各メール ホストのポート値を設定できます。たとえば、mymailhost.example.com:5678のように設定します。5678はメール ホストのポートです。
実行する処理 | system node autosupport modifyコマンドで設定するパラメータ |
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メッセージ内の機密データの削除、マスキング、またはエンコーディングによってプライベート データを非表示にする | -remove-private-dataをtrueに設定します。
falseをtrueに変更すると、AutoSupportの履歴と関連するファイルがすべて削除されます。 |
定期的なAutoSupportメッセージでのパフォーマンス データの送信を停止する | -perfをfalseに設定します。 |
cluster1::> system node autosupport invoke -type test -node node1