AutoSupportメッセージとそのコンテンツのタイプ

AutoSupportメッセージには、サポートされているサブシステムに関するステータス情報が含まれています。AutoSupportメッセージの内容を把握しておくと、Eメールで受信したメッセージまたはMy AutoSupport Webサイトに表示されたメッセージを解釈したり、応答したりするときに役立ちます。

メッセージの種類 メッセージに含まれているデータの種類
イベントトリガー型 イベントが発生した特定のサブシステムに関するコンテキスト依存データが含まれるファイル
日次 ログ ファイル
パフォーマンス 過去24時間以内にサンプリングされたパフォーマンス データ
週次 設定データおよびステータス データ
system node autosupport invokeコマンドによってトリガーされる -typeパラメータに指定した値によって異なります。
  • test:いくつかの基本データが記載された、ユーザ トリガー型メッセージが送信されます。

    -toオプションを使用すると、テクニカル サポートからの自動応答メールが指定したEメール アドレス宛てに送信されるため、AutoSupportメッセージが受信されていることを確認できます。

  • performance:パフォーマンス データが送信されます。
  • all:各サブシステムのトラブルシューティング データを含む、週次メッセージと同様の一連のデータを記載したユーザ トリガー型メッセージが送信されます。

    一般に、テクニカル サポートからはこのメッセージが要求されます。

system node autosupport invoke-core-uploadコマンドによってトリガーされる ノードのコア ダンプ ファイル
system node autosupport invoke-performance-archiveコマンドによってトリガーされる 指定された期間のパフォーマンス アーカイブ ファイル
AutoSupport OnDemandによってトリガーされる

AutoSupport OnDemandでは、新しいメッセージまたは過去のメッセージを要求できます。

  • 新しいメッセージは、AutoSupportによるデータ収集の種類によって、testall、またはperformanceのいずれかになります。
  • 過去のメッセージは、再送信されるメッセージの種類によって異なります。

Autosupport OnDemandでは、NetApp サポート サイトに次のファイルをアップロードする新しいメッセージを要求できます。

  • コア ダンプ
  • パフォーマンス アーカイブ