SVMのアグリゲートの変更

SVM管理者がアグリゲート名を必要とするプロビジョニング処理(ボリュームの作成など)を実行する際に、使用可能なアグリゲートのリストを表示できるよう、SVMにアグリゲートを指定する必要があります。 アグリゲートを追加または削除して、SVMにアグリゲートを指定できます。

このタスクについて

クラスタ管理者は、アグリゲート名を必要とするあらゆる処理を実行できます。SVMにアグリゲートを指定する際には、SVM管理者と同じプロビジョニング処理しか実行できませんが、複数のアグリゲートにまたがるボリュームの移動とコピーは実行できます。

手順

  1. SVMに、次のようにアグリゲートを追加または削除します。
    • vserver add-aggregatesコマンドを使用して、SVMのアグリゲート リストにアグリゲートを追加します。
      次のコマンドでは、SVM vs1.example.comのアグリゲート リストにアグリゲートaggr0およびaggr1が追加されます。
      cluster1::> vserver add-aggregates -vserver vs1.example.com -aggregates aggr0, aggr1
      
    • vserver remove-aggregatesコマンドを使用して、SVMのアグリゲート リストからアグリゲートを削除します。
      次のコマンドでは、aggr0が、SVM vs1.example.comのアグリゲート リストから削除されます。
      cluster1::> vserver remove-aggregates -vserver vs1.example.com -aggregates aggr0
      
  2. vserver show -instanceコマンドを使用して、SVMに割り当てられたアグリゲートのリストを表示します。
    次のコマンドでは、SVM vs1.example.comに割り当てられたアグリゲートのリストが表示されます。
    cluster1::> vserver show -instance -vserver vs1.example.com
    
                                        Vserver: vs1.example.com
                                   Vserver Type: data
                                Vserver Subtype: default
                                  ...
                                  ...
                    List of Aggregates Assigned: aggr1
                                 ...
                                 ...

タスクの結果

変更したアグリゲート リストを、SVMのプロビジョニング処理に使用できます。