SVMを作成したら、クライアントにデータ アクセスを提供できるように、ストレージをプロビジョニングし、ネットワーク、サービス、およびプロトコルを設定する必要があります。
このタスクについて
以下は、
SVMの作成後に実行する必要がある設定タスクの概要とその順序を示しています。設定タスクに関する詳細は、clustered Data ONTAPの他のドキュメントに記載されています。
ネットアップのマニュアル:Data ONTAP 8(現在のリリース)
手順
- アグリゲート名が必要なボリューム関連のすべての処理に、SVMのアグリゲートを指定します。
- パスワードを設定してvsadminユーザ アカウントのロックを解除し、SVMの管理を委譲します。
- 次の手順を実行し、SVMへのデータ アクセスを提供します。
- ネットワーク インターフェイスを設定します(LIFやルートの作成など)。
- ボリュームを作成してストレージをプロビジョニングします。
- LDAP、NIS、およびDNSなどのサービスを設定します。
- NFS、CIFS、iSCSI、FCなどのプロトコルを設定します。
- ノードに障害やフェイルオーバーが発生したときに引き続きネームスペース ディレクトリ情報を使用できるようにするために、クラスタの各ノード上にルート ボリュームの負荷共有ミラー コピーを作成します。