不要になったStorage Virtual Machine(SVM)は、vserver deleteコマンドを使用してクラスタから削除できます。
SVMを削除したあとでそのSVM関連の情報をリカバリすることはできません。
Kerberosを使用するように設定されているSVMを削除したり、別のService Principal Name(SPN;サービス プリンシパル名)を使用するように SVMを変更したりした場合、SVMの元のサービス プリンシパル名はKerberos Realmから自動的に削除されず、また無効にもなりません。 元のプリンシパルは、手動で削除または無効にする必要があります。プリンシパルを削除または無効にするためには、Kerberos Realm管理者のユーザ名とパスワードが必要です。
最初のSVMを削除する前にそのSVMから2つ目のSVMへデータを移動する場合は、SnapMirrorコマンドを使用できます。SnapMirrorの詳細については、『clustered Data ONTAP データ保護ガイド』を参照してください。