Event Management System(EMS;イベント管理システム)は、クラスタに発生したイベントについて情報を収集して表示します。イベントの送信先、イベント ルート、メール履歴レコード、SNMPトラップの履歴レコードを管理できます。また、イベント通知およびイベント ロギングを設定することもできます。
重大度の高いイベントに関するイベント メッセージは、システム コンソールに表示され、クラスタのイベント ログに書き込まれます。イベント メッセージは次の要素で構成されます。
緊急度の高い順に次のような値があります。
イベントについて次のような機能を管理できます。
イベントを送信する送信先を指定します。送信先としては、Eメール アドレス、SNMPトラップ ホスト、syslogサーバがあります。
通知が生成されるイベントを指定します。イベント ルートは、イベントとその送信先とのマッピングです。イベント ルートには、重大度、送信先、通知しきい値に関する情報が含まれています。
Eメールの「送信元」アドレス、「宛先」アドレス、およびイベントをコンソールに表示するかどうかを指定します。
Eメールで送信されたイベント通知のリストです。
SNMPトラップ ホストに送信されたイベント通知のリストです。SNMPトラップについては、『clustered Data ONTAP ネットワーク管理ガイド』を参照してください。