第13章
システム パフォーマンスの管理
(クラスタ管理者のみ)
さまざまな機能を使用してシステムのパフォーマンスを向上させることができます。
システムのパフォーマンスを管理できるのは、クラスタ管理者だけです。
SVM
管理者はこれらのタスクを実行できません。
詳細情報
ストレージQoSを使用したワークロード パフォーマンスの管理
ストレージQuality of Service(QoS;サービス品質)は、パフォーマンス目標の達成に伴うリスクへの対応に役立ちます。ストレージQoSを使用してワークロードに対するスループットを制限し、ワークロードのパフォーマンスを監視します。パフォーマンスに関する問題に対処するために事後対応としてワークロードを制限することも、パフォーマンスに関する問題を防ぐために事前対応としてワークロードを制限することもできます。
WAFLキャッシュ メモリの増加
読み取りパフォーマンスの向上
ストレージ システムの読み取りパフォーマンスは、ボリュームでの読み取り再配置を有効にすることで改善できます。読み取り再配置は、デフォルトでは無効です。
書き込みパフォーマンスの向上
アグリゲート上での空きスペースの再配置を有効にして、書き込みパフォーマンスを向上させることができます。空きスペースの再配置を行うと、アグリゲート内の空きスペースが最適化されて書き込みパフォーマンスが向上します。デフォルトでは、空きスペースの再配置は無効になっています。