ジョブの管理用コマンド

ジョブはジョブ キューに配置され、リソースが利用可能になるとバックグラウンドで実行されます。ジョブで使用するクラスタ リソースが多すぎる場合は、そのジョブを停止するか、またはクラスタに対する要求が少なくなるまで一時停止できます。また、ジョブを監視して再開することもできます。

あるジョブを呼び出すコマンドを入力すると、通常、ジョブがキューに登録されたというメッセージが表示され、CLIのコマンド プロンプトに戻ります。ただし、一部のコマンドではジョブの進捗状況が表示され、ジョブが完了するまでCLIのコマンド プロンプトに戻りません。このような場合は、Ctrl+Cキーを押してジョブをバックグラウンドに移動できます。

状況 使用するコマンド
すべてのジョブに関する情報を表示する job show
ジョブに関する情報をノード単位で表示する job show bynode
クラスタ関連ジョブに関する情報を表示する job show-cluster
完了したジョブに関する情報を表示する job show-completed
ジョブ履歴に関する情報を表示する job history show

クラスタ内の各ノードには、最高25,000個のジョブ レコードが格納されます。このため、ジョブ履歴全体を表示しようとすると長い時間がかかることがあります。待ち時間が長くならないようにするには、ジョブをノード、Storage Virtual Machine(SVM)、またはレコードIDごとに表示します。

プライベート ジョブのリストを表示する job private show

(advanced権限レベル)

完了したプライベート ジョブに関する情報を表示する job private show-completed

(advanced権限レベル)

ジョブ マネージャの初期化状態に関する情報を表示する job initstate show

(advanced権限レベル)

ジョブの進捗状況を監視する job watch-progress
プライベート ジョブの進捗状況を監視する job private watch-progress

(advanced権限レベル)

ジョブを一時停止する job pause
プライベート ジョブを一時停止する job private pause

(advanced権限レベル)

一時停止したジョブを再開する job resume
一時停止したプライベート ジョブを再開する job private resume

(advanced権限レベル)

ジョブを停止する job stop
プライベート ジョブを停止する job private stop

(advanced権限レベル)

ジョブを削除する job delete
プライベート ジョブを削除する job private delete

(advanced権限レベル)

クラスタ関連ジョブと、そのジョブが所有する利用できないノードとの関連付けを解除し、別のノードがジョブの所有権を取得できるようにする job unclaim

(advanced権限レベル)

注: 完了したジョブの結果は、event log showコマンドを使用して確認できます。