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SVMディザスタ リカバリ関係でレプリケートされる設定

SVMディザスタ リカバリ関係の設定時にデスティネーションSVMにレプリケートされる設定は、snapmirror createコマンドの-identity-preserveオプションで選択した値によって決まります。

-identity-preserveオプションをtrueに設定した場合、SANの設定を除くすべての設定がレプリケートされます。 このオプションをfalseに設定した場合は、ネットワーク設定に関連しない一部の設定だけがレプリケートされます。

次の表に、-identity-preserveオプションをtrueに設定した場合とfalseに設定した場合のそれぞれについて、レプリケートされる設定の詳細を示します。

設定 -identity-preservetrueに設定した場合 -identity-preservefalseに設定した場合
CIFS CIFSサーバ ×
CIFSポリシー ローカル グループおよびローカル ユーザ
権限
シャドウ コピー
BranchCache
サーバ オプション
サーバ セキュリティ ×
ホーム ディレクトリ、共有
シンボリックリンク
Fpolicyポリシー、Fsecurityポリシー、およびFsecurity NTFS
ネーム マッピングおよびグループ マッピング
監査情報
NFS エクスポート ポリシー ×
エクスポート ポリシー ルール ×
NFSサーバおよびKerberos設定 ×
ネットワーク NAS LIF ×
SAN LIF × ×
ファイアウォール ポリシー ×
ルート ×
ブロードキャスト ドメイン × ×
サブネット × ×
IPspace × ×
RBAC セキュリティ証明書 ×
ログイン ユーザ、公開鍵、ロール、およびロール設定
SSL ×
ネーム サービス DNSおよびDNSホスト ×
UNIXユーザおよびUNIXグループ
Kerberos RealmおよびKerberosキーブロック ×
LDAPおよびLDAPクライアント ×
ネットグループ ×
NIS ×
WebおよびWebアクセス ×
ボリューム オブジェクト
Snapshotコピー、Snapshotポリシー、および自動削除ポリシー
効率化ポリシー
クォータ ポリシーおよびクォータ ポリシー ルール
リカバリ キュー
ルート ボリューム ネームスペース
ユーザ データ × ×
qtree × ×
クォータ × ×
ファイルレベルのQoS × ×
属性:ルート ボリュームの状態、スペース ギャランティ、サイズ、エクスポート ポリシー、オートサイズ、およびファイル総数 × ×
ストレージQoS QoSポリシー グループ
Fibre Channel(FC) × ×
iSCSI × ×
LUN オブジェクト
igroup × ×
ポートセット × ×
SNMP v3ユーザ ×
注: アグリゲートなど、クラスタレベルのオブジェクトはレプリケートされません。