クォータにはタイプがあり、ユーザ、グループ、またはツリーのいずれかになります。クォータ ターゲットでは、クォータ制限が適用されるユーザ、グループ、またはツリーを指定します。
次の表に、クォータ ターゲットの種類、各クォータ ターゲットに関連付けられているクォータのタイプ、および各クォータ ターゲットの指定方法を示します。
クォータ ターゲット | クォータ タイプ | ターゲットの指定方法 | 注記 |
---|---|---|---|
ユーザ | ユーザ クォータ | UNIXユーザ名 UNIX UID UIDがユーザと一致しているファイルまたはディレクトリ Windows 2000より前の形式のWindowsユーザ名 Windows SID ユーザのSIDによって所有されているACLを持つファイルまたはディレクトリ |
ユーザ クォータは、特定のボリュームまたはqtreeに適用できます |
グループ | グループ クォータ | UNIXグループ名 UNIX GID GIDがグループと一致しているファイルまたはディレクトリ |
グループ クォータは、特定のボリュームまたはqtreeに適用できます 注: Data ONTAPでは、Windows IDに基づいたグループ クォータは適用しません。
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qtree | ツリー クォータ | qtree名 | ツリー クォータは特定のボリュームに適用され、他のボリューム内のqtreeには影響しません |
* | ユーザ クォータ グループ クォータ ツリー クォータ |
アスタリスク文字(*) | *と表示されたクォータ ターゲットは、デフォルト クォータを示します。デフォルト クォータについては、クォータのタイプはtypeフィールドの値によって決まります |