Infinite Volumeを使用すると、マルチプロトコル アクセス、ストレージ効率化テクノロジ、データ保護機能をサポートする単一のボリュームに数ペタバイトのデータを格納できます。
Infinite Volumeでは、次のタスクを実行できます。
- 数ペタバイトのデータを、ジャンクション パスとネームスペースが1つの論理エンティティで管理します。
- NFSv3、NFSv4.1、pNFS、CIFS(SMB 1.0)を使用して、このデータにマルチプロトコル アクセスを提供します。
- 1つのクラスタ内にFlexVolを備えたStorage Virtual Machine(SVM)とInfinite Volumeを備えたStorage Virtual Machine(SVM)を複数作成することで、セキュアなマルチテナンシー環境を実現します。
- シンプロビジョニングを使用して、使用可能な物理ストレージよりも大容量のInfinite Volumeを作成します。
- 重複排除と圧縮のテクノロジにより、ストレージ効率を最大化します。
- 目的別のストレージ クラスにグループ化することでストレージを最適化します。
- ファイル名、ファイル パス、ファイル所有者に基づくルールに従って、ファイルを最適なストレージ クラスに自動的に配置します。
- ボリュームのSnapshotコピーを作成して、データを保護します。
- 異なるクラスタ上にある2つのInfinite Volume間にデータ保護ミラー関係を作成し、必要な際にはデータをリストアします。
- マウントされたボリュームからCIFSまたはNFSでデータをテープにバックアップし、必要な際にはデータをリストアします。
- Infinite Volumeが使用するアグリゲートにディスクを追加するか、Infinite Volumeを備えたSVMにアグリゲートを追加し、その後Infinite Volumeのサイズを変更することで、Infinite Volumeを拡張します。