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ボリューム ギャランティの有効化

FlexVolのギャランティが無効になっている場合、ボリュームはギャランティがnoneの場合と同様に動作します。ギャランティが無効になっているボリュームがある場合、すみやかにそれらのボリュームの空き容量を増やし、状況に対処してください。

始める前に

FlexVolはオンラインである必要があります。

このタスクについて

ギャランティが有効になっている場合、アグリゲート内のスペースが事前に割り当てられます。ギャランティが無効になっているボリュームでは、書き込みや削除など、スペースを必要とする操作が許可されない可能性があります。ボリュームのギャランティが無効になっている場合、手動でボリューム サイズを拡張するためには、ギャランティを有効に設定し直す必要があります。ギャランティが無効で、自動拡張機能が有効になっているボリュームでは、引き続きサイズは自動的に拡張されます。

まずボリューム ギャランティのステータスを調べることも、調べずにギャランティを有効にすることもできます。ギャランティの有効化に失敗した場合、失敗の原因(通常はスペース不足)と、アグリゲート内に必要な空きスペースの容量が提示されます。ギャランティ タイプがnoneの場合、このギャランティ タイプにはスペースが割り当てられないため、無効にされることはありません。

手順

  1. オプション: –fields-space-guarantee-space-guarantee-enabledの各パラメータを指定してvolume showコマンドを使用することで、ボリューム ギャランティのステータスとギャランティ タイプを確認できます。
    次の例のコマンドは、vs0という名前のStorage Virtual Machine(SVM)上にあるvol2というボリュームのギャランティのステータスを表示しています。ギャランティは無効(false)になっています。
    cluster1::> volume show -vserver vs0 -volume vol2 -fields space-guarantee, space-guarantee-enabled
    
    vserver volume space-guarantee space-guarantee-enabled
    ------- ------ --------------- -----------------------
    vs0     vol2   volume          false
    
    この出力には、ギャランティ タイプと、指定したボリュームのギャランティが有効であるか無効であるかが示されています。space-guarantee-enabled列の値がtrueの場合、ギャランティは有効です。この値がfalseの場合、ギャランティは無効です。
  2. ギャランティを有効に(または再度有効に)します。
    ギャランティを有効にする対象 使用するコマンド
    単一のボリューム volume modify vol_name -space-guarantee guarantee_type

    このコマンドは、指定されたギャランティ タイプで単一のボリュームのギャランティを有効にします(この処理に十分なスペース容量が確保されている場合)。ボリュームに現在設定されているタイプとは別のギャランティを指定すると、指定したタイプに変更されてギャランティが有効になります。

    同じギャランティ タイプのボリュームすべて volume modify { -space-guarantee guarantee_type -space-guarantee-enabled false } -space-guarantee guarantee_type

    このコマンドは、指定されたギャランティ タイプのボリュームすべてのギャランティを有効にします。

    中括弧({})で囲んだクエリ文字列内に指定したギャランティ タイプが、ターゲット ギャランティ タイプとして指定されたものと同じであることを確認します。違うタイプが指定されていると、コマンドの実行時にボリュームのギャランティ タイプが変更されます。

    次に、どちらもギャランティ タイプがvolumeであるv1とv3という名前のボリュームのギャランティを再び有効にするコマンドの例を示します。

    cluster1::> volume modify { -space-guarantee volume -space-guarantee-enabled false } -space-guarantee volume
    
    Volume modify successful on volume: v1
    
    Volume modify successful on volume: v3
    2 entries were modified.
    
    ギャランティが有効になります。ギャランティが有効にならなかった場合、ギャランティを有効にするためにアグリゲート内に作成する必要のある空きスペース容量を示すエラー メッセージが表示されます。

    このコマンドを使って同じタイプの複数のギャランティを再度有効にした場合、そのギャランティを提供できるだけの十分な空きスペースが確保されていれば、指定されたギャランティ タイプを持つすべてのボリュームでそのギャランティが有効になります。

  3. アグリゲート内にそのギャランティを有効にするだけのスペースが不足している場合、空きスペースを増やす必要があります。
    次の例では、testvolという名前のボリュームのギャランティを有効にしようとしたときに表示されるエラー メッセージを示しています。
    cluster1::> volume modify testvol -s volume
    Error: command failed: Unable to set volume attribute "space-guarantee" for volume "testvol" 
    on Vserver "vs1". 
    Reason: Request to enable guarantee for this volume failed because there is not enough space 
    in the aggregate. Create 4.81MB of free space in the aggregate.
    
  4. ギャランティをもう一度有効にします。ギャランティが有効になったかどうかを示すコマンドの結果を確認します。
    それでもギャランティが有効になっていない場合、他の方法で空きスペースを増やす必要があります。
  5. オプション: いずれかのコマンドを使用して同じタイプの複数のギャランティを再度有効にした場合、-fields space-guarantee,space-guarantee-enabledパラメータを指定したvolume showコマンドを使用して、すべてのギャランティが有効になっていることを確認します。
    cluster1::> volume show -aggregate testaggr -fields space-guarantee,space-guarantee-enabled
      (volume show)
    vserver volume space-guarantee space-guarantee-enabled 
    ------- ------ --------------- ----------------------- 
    thevs   v1     volume          true                    
    thevs   v2     volume          true                    
    thevs   v3     volume          true                    
    thevs   v4     none            true                    
    thevs   v5     none            true                    
    5 entries were displayed.
    
    ギャランティが有効になっている場合、space-guarantee-enabled列にtrueと表示されます。ギャランティが有効になっていない場合は、この列にfalseと表示されます。