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ファイルとLUNリザベーションの仕組み

ファイルまたはLUNのリザベーションを有効にすると、Data ONTAPでは、書き込み用にスペースが必要になったときではなく、そのファイルまたはLUNの作成時に必要なスペースがリザーブされます。リザベーションを無効にすると、現在ボリュームが提供可能なスペースよりも多くのスペースをLUNに割り当てることで、LUNを含むボリュームをオーバーコミットできます。

リザベーションはファイルまたはLUNの属性です。ストレージ システムをリブート、テイクオーバー、およびギブバックしても、その値は変わりません。新しいLUNでは、リザベーションはデフォルトで有効ですが、ファイルまたはLUNを作成するときにリザベーションを無効または有効にすることができます。LUNを作成したあとに、lun modifyコマンドを使用して、リザベーションの属性を変更できます。ファイルのリザベーションの属性を変更するには、file reservationコマンドを使用します。

リザベーションが有効となっているファイルまたはLUNがボリュームに1つ以上含まれている場合、Snapshotコピーの作成など、空きスペースを必要とする処理でリザーブ スペースを使用できなくなります。リザーブされていない空きスペースが不足すると、これらの処理は失敗します。ただし、リザベーションが有効なファイルまたはLUNへの書き込みは、引き続き正常に行われます。

任意の値のボリューム ギャランティがあるボリュームに含まれるファイルおよびLUNのリザベーションを有効にできます。ただし、ボリューム ギャランティがnoneの場合、リザベーションの効果はありません。

500GBのボリュームに100GBのスペース リザーブLUNを作成すると、100GBのスペースがただちに割り当てられて、ボリュームには400GBが残ります。対照的に、LUNでスペース リザベーションが無効になっている場合、このLUNへの書き込みが発生するまで、ボリューム内の500GBはすべて使用できます。