volume file clone createコマンドを使用することにより、FlexVolまたはFlexCloneボリュームに存在するファイルやLUNのクローンを、スペースを効率的に使用して短時間で作成できます。
SVM管理者は、クラスタ管理者によって割り当てられた権限に応じて、FlexCloneファイルおよびFlexClone LUNを作成できます。
FlexCloneファイルおよびFlexClone LUNに対して、クローンの作成時と変更時に自動削除設定を指定できます。デフォルトでは、自動削除設定は無効になります。
既存のFlexCloneファイルまたはFlexClone LUNをクローンの作成時に上書きするには、volume file clone createコマンドで-overwrite-destinationパラメータを指定します。
スプリット負荷の最大値に達すると、FlexCloneファイルおよびFlexClone LUNの作成要求の受け入れが一時的に中止され、EBUSYエラー メッセージが表示されます。ノードのスプリット負荷が最大値を下回ると、FlexCloneファイルおよびFlexClone LUNの作成要求の受け入れが再開されます。クローンの作成に必要な容量がノードに確保されてから、次の作成要求を行うようにしてください。