Volume SnapMirrorは物理ブロック レベルで動作するため、ソース ストレージ システムでデータ圧縮を有効に設定した場合、デスティネーション ストレージ システムに複製したときにデータは圧縮されたままとなります。この処理の結果、レプリケーション時に必要なネットワーク帯域幅が大幅に削減されます。
Volume SnapMirrorとデータ圧縮機能を併用する場合は、次のガイドラインに従う必要があります。
ソース ストレージ システムがData ONTAP 8.1で実行されている場合、デスティネーション ストレージ システムはData ONTAP 8.1以降で実行されている必要があります。
ただし、セカンダリ ストレージ システムのFlexVolは、Volume SnapMirror転送によってデータ圧縮属性とストレージ節約をすべて継承します。
これらのオプションは、advanced権限レベルからしか指定できません。
このデータ圧縮処理によって、データが新しい圧縮ブロックとして書き換えられ、これらのブロックは次の増分転送で転送されます。
Volume SnapMirrorの詳細については、『clustered Data ONTAP データ保護ガイド』を参照してください。