FlexVolを使用すると、データを個別の管理可能なオブジェクトに分割して、そのデータのユーザのニーズに合わせて各オブジェクトを設定することができます。
FlexVolを使用すると、次の操作を実行できます。
- FlexCloneテクノロジによるボリュームのクローンの迅速な作成(ボリューム全体の複製が不要)
- 重複排除と圧縮によるボリュームのスペース要件削減
- データ保護用のボリュームのSnapshotコピーの作成
- クォータによる、ユーザ、グループ、またはqtreeがボリューム内で使用できるスペース容量の制限
- qtreeによるボリュームのパーティショニング
- 負荷共有ミラーの作成による複数のノード間での負荷の分散
- アグリゲート間およびストレージ システム間でのボリュームの移動
- Data ONTAPでサポートされる任意のファイル アクセス プロトコルによる、クライアント アクセスに対するボリュームへのアクセスの提供
- ボリュームがフルになった時点で追加のストレージが提供されるようにするためのボリュームの設定
- シンプロビジョニングによる、現在使用可能な物理ストレージよりも大容量のボリュームの作成