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FlexVolでシンプロビジョニングを使用する場合の考慮事項

シンプロビジョニングを使用すると、使用可能な容量よりも多くのストレージを提供できるようにボリュームを設定できます。ただし、実際に使用されているストレージが、使用可能なストレージを超えていないことが条件となります。

FlexVolでシンプロビジョニングを使用するには、ギャランティがnoneのボリュームを作成します。ギャランティがnoneの場合、ボリューム サイズはアグリゲート サイズによる制限を受けません。すなわち、必要に応じて、各ボリュームを包含アグリゲートよりも大きくできます。アグリゲートから提供されるストレージは、データがLUNまたはファイルに書き込まれたときに初めて使用されます。

アグリゲートに関連付けられたボリュームで、そのアグリゲートで使用できる物理リソースよりも多くのストレージが使用可能であると表示される場合、そのアグリゲートはオーバーコミットされています。アグリゲートがオーバーコミットされている場合、そのアグリゲートに含まれるボリューム内のLUNまたはファイルへの書き込みは、書き込みに対応できる利用可能な空きスペースが十分にないと失敗することがあります。

アグリゲートをオーバーコミットした場合、利用可能なスペースを監視し、必要に応じてアグリゲートにストレージを追加して、スペース不足による書き込みエラーを回避する必要があります。

アグリゲートは、複数のStorage Virtual Machine(SVM)に関連付けられたFlexVolにストレージを提供できます。マルチテナンシー環境において、シンプロビジョニングされた複数のボリューム間でアグリゲートを共有する場合、1つのテナントのボリュームでデータが増加したときに、他のテナントで使用可能なアグリゲート スペースが少なくなることがあります。