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重複排除の仕組み

重複排除はFlexVolまたはInfinite Volume内のブロック単位で機能し、重複データ ブロックを排除して、一意のデータ ブロックのみを格納します。

データの各ブロックにはデジタル シグネチャがあり、このシグネチャがデータ ボリュームに存在する他のすべてのシグネチャと比較されます。シグネチャが完全に一致するブロックがあった場合、そのブロック内の全バイトが1バイトずつ比較されます。重複ブロックが破棄されてディスク スペースが解放されるのは、すべてのバイトが一致した場合だけであるため、データが失われることはありません。

重複排除を実行すると、次の図に示すように、データの冗長性が解消されます。



Data ONTAPでは、すべてのデータは4KBブロック単位でストレージ システムに書き込まれます。既存データが格納されているボリュームで重複排除を初めて実行すると、ボリューム内のすべてのブロックがスキャンされ、ブロックごとにデジタル フィンガープリントが作成されます。各フィンガープリントが、ボリューム内のほかのすべてのフィンガープリントと比較されます。2つのフィンガープリントが同一であった場合、ブロック内のすべてのデータに対してブロック単位の比較が実行されます。ブロック単位の比較で同一データが検出されると、そのデータ ブロックのポインタが更新され、重複ブロックが削除されます。
注: 既存データが格納されているボリュームで重複排除を実行する場合、スペースがより多く削減されるよう、ボリューム内のすべてのブロックをスキャンするように重複排除を設定することを推奨します。

重複排除はアクティブ ファイルシステムで実行されます。したがって、重複排除されたボリュームに追加データを書き込むと、新規ブロックごとにフィンガープリントが作成され、変更ログ ファイルに書き込まれます。以降の重複排除処理では、変更ログがソートされ、フィンガープリント ファイルとマージされます。さらに、上記の手順でフィンガープリントが比較されて、重複排除処理が続行されます。

Infinite Volumeでの重複排除の詳細については、『Clustered Data ONTAP Infinite Volumes Management Guide』を参照してください。