qtreeを使用すると、FlexVolに関連するオーバーヘッドを発生させずにデータを分割できます。 データを整理したり、クォータ、セキュリティ形式、CIFS oplock設定のうちのいくつかの要素を管理したりする目的で、qtreeを作成することがあります。
特定のプロジェクトのすべてのファイルを1つのqtreeに配置し、そのqtreeにツリー クォータを適用すると、そのプロジェクトで使用するデータのサイズを制限できます。
プロジェクトのメンバーがWindowsのファイルやアプリケーションを使用していて、NTFS形式のセキュリティを使用する必要がある場合、そのプロジェクトのデータを1つのqtreeにグループ化してセキュリティ形式をNTFSに設定すれば、他のプロジェクトのセキュリティ形式を変更する必要はありません。
CIFS oplockをオフにする必要があるデータベースを使用するプロジェクトがある場合、他のプロジェクトのCIFS oplockは有効にしたままで、そのプロジェクトのqtreeのCIFS oplockをoffに設定できます。