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クォータとFlexCloneファイルおよびFlexClone LUNとの相互運用性

クォータ制限は、FlexCloneファイルまたはFlexClone LUNの合計論理サイズに適用されます。Data ONTAP 8.1以降では、ブロック共有がクォータ超過を引き起こす場合でも、クローニング処理でブロック共有が停止されることはありません。

FlexCloneファイルまたはFlexClone LUNを作成した場合、クォータではスペース削減量が認識されません。たとえば、10GBの親ファイルからFlexCloneファイルを作成した場合、物理スペースは10GBしか使用していませんが、クォータの使用量は20GB(親ファイルの10GBとFlexCloneファイルの10GB)と記録されます。

FlexCloneファイルまたはFlexClone LUNを作成するとグループ クォータまたはユーザ クォータを超過する場合、FlexVolにクローンのメタデータを保管できるだけの十分なスペースがあれば、クローンの操作は成功します。ただし、そのユーザまたはグループのクォータはオーバーサブスクライブになります。