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クォータ プロセスの概要

クォータには、ソフト クォータとハード クォータがあります。ソフト クォータでは、指定されたしきい値を超過するとData ONTAPによって通知が送信されますが、ハード クォータでは、指定されたしきい値を超過すると書き込み処理が失敗します。

Data ONTAPでは、FlexVolへの書き込み要求を受け取ると、そのボリュームでクォータが有効になっているかどうかを確認します。 クォータが有効な場合は、書き込み処理を実行して、対象のボリューム(qtreeへの書き込みの場合は対象のqtree)について超過するクォータがないかどうかを判断します。ハード クォータを超過する場合は、書き込み処理は失敗し、クォータ通知が送信されます。ソフト クォータを超過する場合は、書き込み処理は成功し、クォータ通知が送信されます。