さまざまなFlexVol機能の違いを理解することで、要件に適した機能を選択できるようになります。
次の表はFlexVol機能の違いについてまとめたものです。
機能 | アクセス タイプ(読み書き可能または読み取り専用) | 自動的にマウントされるか | フル コピーと共有ブロックのどちらか | 場所 | 瞬時処理と長時間実行処理のどちらか |
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FlexClone | 親ボリュームと同じ | ○ | 共有ブロック | 同じアグリゲートとノード | 瞬時 |
Snapshotコピー | 読み取り専用 | ○ | 共有ブロック | 同じアグリゲートとノード | 瞬時 |
データ保護ミラー | 読み取り専用 | × | フル コピー | 同じまたは別のアグリゲート、同じまたは別のノード、同じまたは別のクラスタ | 長時間実行処理 |
負荷共有ミラー | 読み取り専用 | × | フル コピー | 同じまたは別のアグリゲート、同じまたは別のノード | 長時間実行処理 |
移動(DataMotion for Volumes) | コピー元ボリュームと同じ | ○ | フル コピーし、その後コピー元を削除 | 別のアグリゲート、同じまたは別のノード | 長時間実行処理 |
データ保護ミラーを除き、これらのボリューム機能はすべて同じStorage Virtual Machine(SVM)内で行われます(データ保護ミラーは複数のクラスタおよびSVMにわたる場合があります)。
長時間実行処理にかかる時間は、ボリュームのサイズによって異なります。たとえば、1TBのボリュームの移動には、数時間かかる可能性があります。